RAVPower RP-PC128レビュー|90W出力できる”超”高出力のUSB PD充電器

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USB PDは理論値最大100Wで充電できる充電規格だ。その上で今回レビューする「RAVPower RP-PC128」は、最大90Wまで出力を上げられる過去例を見ない”超”高出力のUSB PD充電器となる。

USB PD充電器と言うと大方30W〜60Wが主流なので、一見するとオーバースペックのようにも思える。ただ、すでにMacBook Pro 15がUSB PDで最大87W、MacBook Pro 16は同最大96Wで充電される時代であり、こうしたMacBook Pro向けの代替充電器としては丁度よいスペックだ。

以下では RAVPower RP-PC128 の実機を使って充電具合などレビューしていく。特にMacBook Proユーザーであれば参考にされたい。

レビュー対象製品

RAVPower RP-PC128レビュー

RAVPower RP-PC128 は、中華メーカー「Sunvalley」(Sunvalley Japan)が発売するUSB PD充電器。同社のUSB PD充電器の中でも最大となる90W出力に対応しており、もっぱらMacBook Pro 13、MacBook Pro 15、MacBook Pro 16を充電するのに丁度いい。

インターフェースはUSB Type-Cポートを2つ備えており、どちらもUSB PD充電に対応している。1ポートで充電すれば最大90W、2ポート同時に充電すれば合計90Wと、どちらも高出力な充電が可能だ。

出力値、2ポート共通(写真クリックで拡大)

従来ここまで高出力なUSB PD充電器というとApple純正充電器くらいしか選択肢がなかったので、RAVPower RP-PC128 は貴重なサードパーティ製の高出力USB PD充電器となる。

価格はAmazon直販で5,399円。同等スペックのApple 96W充電器が直販8,580円なのに比べると非常に安い。加えて(後述の)eMarker内蔵の充電ケーブルが付属し、RAVPowerならではの30ヶ月製品保証も付くのでトータルコストで言うことなしだ。

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外観・サイズ感

RAVPower充電器では恒例となった窒化ガリウム(GaN)素材の充電器であり、高出力充電器の割にコンパクトだ。手のひらで野球ボールを包み込むくらいのサイズ感なので、思わずナックルボールを投げたくなる衝動に駆られる。

Apple純正充電器と比べるとその小ささが分かる。それこそ RAVPower RP-PC128 よりも出力の低いAppleの61W充電器よりも小さいので、一見するとサイズ感がバグっている。

写真左がApple 61W充電器

写真左がApple 61W充電器

重さは199g。手で持ったときの”ずっしり”感は確かにあるのだが、同等スペック品のApple 96W充電器が295gなので、これに比べると非常に軽い。カバンの中に入れておく分には特段重みを感じないレベルだろう。

電源プラグは折りたためるので外出用途の充電器としても丁度いい。

充電器表面はツヤ仕上げ仕様。従来のRAVPower充電器と変わらぬデザインを踏襲している。

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実際に充電してみる

1ポート充電

写真クリックで拡大

MacBook Pro 13を充電してみたが、約50Wで充電できた。ほぼ純正充電器と変わらない充電出力だ。なお、充電ケーブルは付属のRAVPower製ケーブルを使用した。

基本60W充電となるMacBook Pro 13のため50W程度だが、充電器のスペック自体は最大90Wなので、MacBook Pro 15、MacBook Pro 16で充電すれば、もう少し出力が大きくなると思う。

 

2ポート充電

写真クリックで拡大

MacBook Pro 13(2016)とiPad Pro 10.5を同時充電したところ、MacBook Pro 13(2016)で50Wをキープしつつ、iPad Pro 10.5を26Wで充電できた。2ポート同時充電時でも最大合計90Wで充電できるとあり、双方ともにフルスピード出力で充電できたのはさすがだろう。

なお、公式説明によれば、USB Type-C端子を採用したiPad Proを充電する場合、ノートPC側の充電出力が最大45Wに制限されるとしている。今回レビューで使ったiPad Proはライトニング端子のiPad Proなので影響なかったが、最新のiPad Proなど使っている人であれば注意してほしい。

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付属の充電ケーブルについて

長さは1.5mほど

RAVPower RP-PC128 には充電ケーブルが付属している。同充電ケーブルは、USB PD充電で60W以上の充電を行うために必要となるeMarker(イーマーカー、ICチップのこと)が内蔵されたリッチケーブルであり、実際にUSBケーブルチェッカーでeMarkerが内蔵された規格適合品と確認できた。

eMaker内蔵(写真クリックで拡大)

eMarkerとは充電ケーブルに内蔵された電流電圧を測定するためのICチップのこと。安全面からeMarkerを内蔵したケーブルでないとUSB PD充電器で60W以上の出力を出すことができない。RAVPower RP-PC128 に付属している充電ケーブルはeMarker内蔵ケーブルなので、問題なく60W以上の充電にも利用できる。

ちなみに、MacBookシリーズに同梱される Apple純正のUSB Type-Cケーブル もeMarkerが内蔵された充電ケーブルなので、これで充電しても問題ない。

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この記事のまとめ

RAVPower RP-PC128 をレビューした。(ほぼ)MacBook Proユーザーのためと言える”超”高出力充電器であり、サイズもApple純正充電器に比べてコンパクトなので外出用途の予備充電器として丁度いい1品だと思う。自宅で使う場合でも2ポート充電器として、片方をライトニング端子を挿したUSB PD充電器として運用すれば、iPhoneのUSB PD充電環境もカバーできて便利だろう。出先でも自宅でも活躍すること間違いなしだ。

レビュー対象製品

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